2019年5月「春日井で生まれたコンサート」

2019年5月プランタン記事
「春日井で生まれたコンサート」

6月29、30日に春日井市民会館で「生で聴くのだめカンタービレの音楽会100回記念公演」が開かれます。これは春日井で生まれたコンサートです。


















【かすがい市民文化財団とは】
 主催する公益財団法人かすがい市民文化財団は春日井市の文化芸術の振興を図るために2000年にできました。優れた芸術文化の鑑賞機会を提供し、市民の文化活動を支援して、個性豊かな市民文化の創造と発展に努めています。自主文化事業は年間400回以上。施設管理や市民の催しのサポート、市の受託事業なども行います。

【のだめ音楽会の始まり】
 「生で聴くのだめカンタービレの音楽会」が始まったのは2006年です。立案したプロデューサーの小松淳子さんは漫画「のだめカンタービレ」のファンで、ずっと「漫画の曲をコンサートで聴けたら」と思っていました。2005年に文化財団に入り、新企画として真っ先に思いついたのが「のだめカンタービレ」です。

【縁あってコンサート実現に】
 この漫画の音楽監修を務めるのはNHK交響楽団の元首席オーボエ奏者の茂木大輔氏。実は小松さんの前任地の大分の同僚が茂木氏のマネージャーを務めていました。茂木氏を主役にして、選曲してもらう企画をマネージャーに相談。茂木氏も作者の二宮知子さんも快諾してくれました。2006年1月29日に行われた第1回コンサートはチケット完売。その後、名古屋、西宮、仙台、金沢、沖縄と全国でコンサートを開催。春日井のスタッフが舞台技術者として活躍し、小松さんは映像を担当しています。

【100回記念の聴きどころ】
 100回記念の今回は、春日井出身のピアニスト河尻広之さんが出演。昨年のブラームス国際コンクールで2位になった現役の東京藝大生で、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」を演奏します。また、のだめカンタービレに登場した曲を組み合わせる「のだめファンタジー」の編曲は春日井在住の作曲家・編曲家の蒔田裕也さんです。新企画としてドボルジャーク「交響曲第8番」全楽章を演奏します。大ブームを経て、今、不動の人気を誇る「のだめカンタービレの音楽会」。新たな幕開けを楽しんでください。


かすがい市民文化財団
令和元年6月29日(土)、30日(日)午後3時開演。春日井市民会館

S席5,200円、A席4,700円
小中高生 500円 ※HPから要申し込み(売り切れの場合はご了承ください)
問い合わせ先 ☎(85)6868 

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