2019年4月プランタン記事
「自分だけのデザインで」
六軒屋町の「ニット専門店あんじゃみー」はニットがいっぱいのお店です。オーナーの大門洋子さんにお話を伺いました。
【オープンして23年】
大門さんは子どもに手作りのものを着せたいと編物を始めました。10年間編物講師を務め、「編物と糸が好き。人が好き。おしゃべりが好き。人とわいわいするのが好き」という思いが高じて店をオープン。東野町に8年間。そして15年前に現在の場所に移転しました。
【夏はコットンや麻で】
店内にはオリジナルの商品がずらりと並んでいて、これから夏にかけてはコットン、麻、シルクなどの夏糸が主流です。カーディガンや、Tシャツに羽織るベストなどが人気。夏用のスーツもあります。夏糸は洗濯機洗いのできるものが多いのも、うれしい点です。
【いろいろな希望に沿って】
ニットは専門の10人のニッターさんが得意分野に合わせて編みます。よく注文するというお客さんは「ファッション誌の洋服をニットで編んでほしいという希望も聞いてもらえますし、大門さんのセンスやアドバイスも素敵です。ニットは着ていて楽。自分に合ったサイズで、世界に1つだけの服を着られるのはうれしいですね」と話します。
【「あみんぐクラブ」も好評】
木曜午後からの手編み教室「あみんぐクラブ」は 大きなテーブルを囲み、コーヒーを飲みながらおしゃべりとレッスンを楽しんでいます。ここで仲良くなる人も多いのだそうです。好きなものを教えてもらうことができて1カ月5,000円。気さくで明るい大門さんの指導はわかりやすく「ここでのひと時は大事な自分の時間です」と教室の生徒さんは微笑みます。
【ニットの良さを知ってほしい】
「本物の素材で編んだニットは着心地が良く、大事に手入れすれば長く使えます。自分だけのデザインのニットを着る醍醐味を皆さんにも知ってもらえるとうれしいです」と大門さんは話しています。
ニット専門店 あんじゃみー
春日井市六軒屋町1-65
☎(82)0154
営業時間 午前10時半~午後6時
定休日 日曜