2019年9月「目標を持って学び続ける」

2019年9月プランタン記事
「目標を持って学び続ける」

集中力を育むと、近年見直されているそろばん。八田町のそろばん普及会で学び続ける姉弟を取材しました。

【お母さんの勧めで入門】
 姉の植田美空さんは春日井高校2年生。そろばんは小学校2年生の時にお母さんの勧めで、週3回通い始めました。厳しい指導でしたが嫌だと思ったことはないと話します。中学高校からは週2回通っています。中学生の時に中部日本珠算連盟主催の競技会で総合優勝。現在は6段です。高校ではバレーボール部のマネージャーを務めています。そろばんが学業で役立ったことを聞くと「2乗の計算の時に暗算でできるので、時間がかからないのが良いですね」と微笑みます。

【年長から入り選手部へ】
 弟の咲太朗さんは柏原中学校2年生です。数字が好きだったこととお姉さんが習っていたこともあって、年長の3月から開始。当時あった選手部に入り、週5回通うことになりました。猛練習でめきめきと頭角を現し、全国でもトップの成績。小学6年の時にはそろばんグランプリジャパン2017小学生の部で全国3位に輝き、検定では最高位の十段に合格。中学からバレーボール部に入部し、キャプテンを務めます。そろばんは週4回、部活から帰って通います。京都国際会議場で行われる全日本選手権や大阪、兵庫、浜松などの競技会にも出場。部の仲間も応援してくれています。送り出してくれる先生や両親にも感謝しています。

【それぞれの目標】
 美空さんの今の目標は7段を取ること。高校では理系のクラスにいて、将来は医療系に進みたいといいます。咲太朗さんはこれからもそろばんを続けて競技会に出場し、部活も頑張りたいと話します。「2人とも目標をしっかり持ち、素直で良く頑張っています。部活と勉強も両立し、中高生になってもそろばんを続けられることを体現してくれていてうれしいですね」とそろばん普及会の大久保栄造会長も話しています。

 

そろばん普及会 八田教室
春日井市八田町2-44-14

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